・column-2 スリランカ料理のSPICE
column-2 スリランカ料理のSPICE
① スパイス使いのコツ
どのスパイスもフレッシュな物を使うのが大前提ですが、料理をする時はそれぞれの香りを意識することも大事です。
炒める時は、味付けの為に入れると言うよりは、それぞれの香りを引きだす様にひとつずつ炒めていき、
煮る時も香りが飛びすぎないように出来るだけ短時間に仕上げます。
ただ入れるだけではなく香りを楽しみながら使う事でスパイスの魅力をぐっと引き立てることができます。
②スパイスの魅力
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スパイスを多用するスリランカ料理では、スパイスはけして味の決め手になるわけではありません。 煮物や炒め物、あえ物などたくさんの料理法をもつスリランカ料理は、複雑なスパイスの味を堪能するものではなく、食材その物の旨味を味わうシンプルな料理です。 食材の旨味をきわだたせ、引き立てるので使うスパイスは、決して多くありません。 数種類のスパイスを組み合わせ、時間をかけず仕上げる事で驚くほどフレッシュな香りが生まれ、シンプルな料理に深みが出ます。
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③ スパイスの効能
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・クミンシード 消化を促進 整腸作用 腸内ガスの除去 発熱・風邪に効く ・マスタード 腸内ガスの除去 血行促進 体を温める ・シナモン 発汗作用 痰をきる 血行促進 美肌効果 ・カルダモン 消化を促進 肥満防止 強壮作用 口臭を消す ・クローブ 冷えの解消 消化の促進 リンパ液の浄化 腸内ガスの除去 痰をきる 痛み止め ・カラピンチャ 目に良い コレステロールをなくす 整腸作用 ・フェヌグリークシード 若返り作用 強壮作用 消化不良の解消 痰をきる 利尿作用 ・ジンジャー 殺菌・抗菌 風邪予防 抗酸化作用 新陳代謝促進 血行促進 ・ゴラカ むくみ、生理不順、便秘、肥満の解消 ・ブラックペッパー 体内毒素、脂肪を分解 消化を促進 皮膚炎症、鼻づまり、冷えの解消 ・ターメリック 消化の促進 肝機能を高める 糖尿病、胃潰瘍に効く 強壮作用 血液の浄化 美肌効果 脳に良い ・ランぺ 腸内ガスの除去 解熱作用 解毒作用 ・ニンニク 若返り作用 消化を促進 血液浄化 風邪、高血圧、 高コレステロールの改善 ・チリペッパー 血行の促進 体を温める 消化を促進 整腸作用 大腸のデトックス効果 ・ココナッツ 脂肪の燃焼を助ける 中性脂肪をつきにくくする 整腸作用 美肌効果 ・レモングラス お腹の張りを和らげる 鎮静作用 ・コリアンダー 消化器、泌尿器の不調をなくす 発汗作用 リラックス効果 ・フェンネル 消化促進 腸内ガスの除去 利尿作用 ストレス緩和 月経不順、更年期障害の改善 |
④スパイス豆知識-1
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・ソルト 塩 (ディヤ ルヌ) 塩は、最も優れた防腐剤です。 完全な塩加減は、料理において最も重要事のひとつで、塩加減の最終的な調整は最後まで残しておくべきで、そうすることによって他のスパイスをひきだすことも出来ます。
・ココナッツミルク( ポル キリ) スリランカでは、ココナッツやココナッツミルクは、とてもよく料理に使われます。 ココナッツミルクは、ココナッツの中に入っている果汁のことではなく、殻の内側についている白い果肉(胚乳)を生のまま細かく削り取り、温湯に数分ひたして柔らかくしたものを絞ったクリーム状のミルクです。 この白い果肉を乾燥させたものがコプラでこれを細片にしたものがケーキなどによく使われるデジケィテッド・ココナッツです。生のココナッツミルクが手にはいらない場合は、市販されている缶詰のココナッツミルクを使うよりもパウダーミルクをお湯で溶いたものを使用します。
・チリペッパー 唐辛子 (ミリス) ナス科の多年生草木、唐辛子には、甘味のものと辛味のものがあり、ピーマンは甘味唐辛子の一種。チリペッパーは、唐辛子の中でもっとも辛い部類に属します。 カイエンペッパーも辛い唐辛子の仲間です。原産地は、中南米、主産国メキシコ、日本、インド、インドネシア、タイ、アフリカ、コロンブスが、アメリカ大陸から持ち出して以来、あっと言う間に世界中に広がり数々の品種生み出しました。チリペッパーは、ビタミンCを豊富ら含み、消化を促進する作用があるので、適量を使うと料理の味も引き立ち、体にも良いとされています。 また、発熱、悪寒にもよく、厚手のフライパンで焦がせば部屋を燻蒸することもでき、辛さは用いたチリペッパーの比率による。 グリーンチリは、菜緑色の未熟なチリです。
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・クローブ 丁子 (カラブナッティ) フトモモ科の高さ9mになる常緑樹、花のつぼみを乾燥させたものが香辛料です。 形が釘に似ているので丁子の漢名がつけられ、クローブは、ラテン語のClovus(釘)に由来します。原産国は、インドネシアのモルッカ諸島で、インドネシア、インドなどで栽培されている。マダカスカルザンビア、タンザニアが最大の生産地です。 クローブは、刺激性があり、身体も温め消化を助け、殺菌力があり防腐剤的な役割を持ちます。香りと相まって西洋では、肉料理に珍重させています。クローブを強く聞かせすぎると粗雑で度を越してしまうので、他の香りよりもまさる事が無いように注意して用います。 ・カルダモン 小豆づく(カルダムング) ショウガ科の多年生草木で地下茎を持ち、2〰3mに生長します。 地下茎から出る花茎に、丸々とした楕円の実を結び、この実には、3つの種があり3つの部屋に分かれ、中に暗褐色の種子を含んでいる。種子は強い芳香を持ち甘くて上品な香りがします。 実は、青白い緑色か茶褐色をしています。原産地は、南インドとスリランカなどで、このほかの中央アメリカ、グァテマ、ラコスタリカ等で栽培されている。 身体を冷やし、消化を助ける働きがあり、スパイスティーにも使われます。 使う時は、カルダモンの香りが優位を占めることがなく、味を高めてくれる様に慎重に加え、決して多すぎない事。カルダモンは、栽培に場所を選ぶので、高価なスパイスです。 |
➄用意しておくと便利なスパイス
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スリランカ料理に使うスパイスは、ホール(原型)パウダー(粉末)シード(種)リーフ(葉) フレッシュ(生)とドライ(乾燥)のものを使い分けます。
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